オイル作り

アロマセラピストは、お客さまに施術するためのオイルづくりにとても神経を使っています。
いろいろな香りを楽しめるというお客さまであれば、一般的な症状に合わせてオイルづくりをすることも可能なのですが、嗅覚が敏感な方や、香りによっては気分が悪くなってしまうという方の場合、その顧客が使用しても問題ない香りを使わなければならないので、調合に苦労することも。

そういう顧客には、まず最初にカウンセリングをしっかり行います。
どんな香りならOKかというのを本人に伺うのはもちろんですが、一般の方はアロマオイルにどのような香りがあるのかよく知らないという方も多いので、香りのタイプ別にいろいろなエッセンシャルオイルを用意して、たくさん嗅いでいただきます。
数が多いときは、まとめて嗅いでしまうと嗅覚が麻痺してしまうので、OKなエッセンシャルオイルを数本見つけたら、次は次回のカウンセリングに回します。
そして、OKだったエッセンシャルオイルを用いてブレンドをするのです。

顧客によってはラベンダーの香りも苦手、という方もいらっしゃいますので、そういいった方には柑橘系やミント系の香りをいろいろと試していただいたりしながら、合ったエッセンシャルオイルを探していきます。
かなり根気のいる作業ですが、こういった方は逆に体に合うエッセンシャルオイルが見つかると、施術で大幅に不調が改善されるケースが多いので、セラピストの腕の見せどころです。

自宅でアロマテラピーを楽しまれている方は、エッセンシャルオイルのブレンドもだいたい2~5種類程度かと思われますが、プロのセラピストになると香水かと見まごうほどにたくさんの種類をブレンドして、オリジナルのエッセンシャルオイルをつくっていきます。
たくさん入れば入るほど、香りは複雑になり、オリジナリティが出てきますが、素人の方が行うと香りが悪くなってしまう上に、効能同士がぶつかり合ってしまうブレンドにしてしまうこともあるので、あまりに多種類のオイルをブレンドするのはあまりおすすめしません。

たくさんの顧客がいる中で、その人に合ったオリジナルの香りをつくるということはそう簡単なことではありませんが、セラピストは普段勉強を重ねている知識を発揮しながら素晴らしいオイルづくりをしてくれているのですね。
こうしたブレンドにおいては、少しずつ練習を重ねながらオイルの特製を理解することで、どんどん技術が上達していきます。
エッセンシャルオイルの種類もたくさん必要になってきますが、気に行ったエッセンシャルオイルを少しずつ買い足しながらブレンドの勉強をするのも楽しいものです。
エッセンシャルオイルのブレンド講習なども各サロンで開講しているようですので、参加してみるのもいいですね。

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